ほんとにあった怖い話 前編
本日もリュネットプラスblogにアクセス頂き有難うございます。
思い起こせば4年前のことです。
若い男性が入店されました。福井で作られ
ている国産メガネに興味がありインター
ネットで当店を検索され、本格セルロイ
ド製のAYUMIを試着ご希望でご来店いただき
ました、素材からその製造過程を聞き感動
され、1本のAYUMIを購入されました。
「レンズはどうされますか?」
とお伺いした所行きつけの眼鏡店にお願い
すると言われ、フレームのみお買い上げに
なられてお帰りになりました。
数週間後、そのお客様が当店でお買い上げい
ただいたAYUMIをお持ちになられました
もとのAYUMIとは似ても似つかない形に
曲げられて。。。
そのAYUMIを両手で持ち、ちいさな声で。。。
「何とかならないですか?」
どの様に変形していたかご覧ください。
元々のデザインからかけ離れたイメージに
変わり果ててしまったAYUMI
こうなってしまった原因は明らかです。
フレームに合ってないレンズを入れたからです。
正確にはAYUMIのフレームに相性の
悪いレンズを無理やり入れてしまった
結果このように変形してしまったのです。
AYUMIフレームをご覧ください。
フロント部分は弧を描いているのが
分かりましでしょうか。
このカーブを計測してみます。
専用の工具を使います。
一方レンズは
この0.25~0.75カーブの非球面レンズを
4,0~5,0カーブのフレームに入れるのです。
さて、どうなるのでしょう。
その前に、レンズがなぜこんなにカーブが
少ないかお話しなければなりません。
元々レンズの表面にはカーブがありました
でも、そのカーブを無くすことで
視野が広く、ユガミの少ないレンズを大手の
レンズメーカーさんの努力で作り上げ
大量生産され、価格も安く
お客様の元へ届けられるようになったのです。
To be continued
※このお話は事実に基づいたフィクションです。
👓最後まで閲覧していただきありがとうございます👓
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当店では、他店様で購入されたメガネでも、丁寧に型崩れのお直し