「歩～AYUMI」誕生の秘話

本日もリュネットプラスblogにアクセス頂き有難うございます。

 

 

 

昨日と一昨日の２日間お店を臨時休業させて頂き

福井県鯖江市の「マコト眼鏡」さんの研修に参加してきました。

 

ひょっとして臨時休業をご存知なくて

ご来店されたお客様、大変申し訳ございませんでした。🙇

 

初日に、「歩～AYUMI」の販売元のマコト眼鏡さんの増永社長ご夫妻、デザイナーの市村さん、

ブランディング・ディレクターの矢島さんによるセミナーがありました。

その中でAYUMIの誕生のいきさつなどを聞くことができました。

 

今から１７年前の２０００年、

眼鏡業界は、フレームとレンズがセットで３０００円～５０００円～７０００円という

いわゆる「スリープライス」店ができて一大ブームを巻き起こしました。

当然のことフレームは安価で粗悪な中国製です。

それでも消費者はこぞってスリープライスの店に行きます。

そして、多くの小売店がそれにならっていったもんですから、

日本製の高品質ですが高単価なフレームはさっぱり売れなくなってしまったんです。

これによりフレームのおおよそ９０％を生産していた福井県鯖江市の業者は

大打撃を受けました。

「マコト眼鏡」も当然のことその荒波に飲み込まれます。

これからこの鯖江はどうなるのか、不安な毎日だったそうです。

ですが、いつまでもくよくよしていられません。

 

増永社長はある日、

「よし！世間がそんなんなら逆のことしたろ。

絶対に中国が真似できない日本製の品質のいいフレームを作ってやる！

鯖江の底力みせたろやないか！」

と決意してAYUMIの開発を決めたたそうです。

もともと鯖江の中でも一際高い技術力を持っていた「マコト眼鏡」、

デザイナーの市村さんに依頼して

AYUMIを作り始めました。

ところがところが、

「マコト眼鏡」の持つ最高水準の技術をよりデザインに反映させる

市村さんのデザイン（いわゆる現場泣かせ）と

かけ心地と品質の良さを追求する社長と

実際にそれを作る現場の工場長と

三者三様の立場でほとんど毎日が言い争いだったそうです

（いまでも新しいモデルを作るときはそうらしいですが・・・）

 

市村さん「社長、AYUMIのデザイン出来上がりました」

社長「おまえこれ、ここのデザインもっとこうした方がかけ心地がようなるやろ」

市村さん「何言ってんですか！ここがこのAYUMIのキモの部分ですよ」

社長「それにここ、こんなんどうやってつくるんや？」

市村さん「そりゃ工場長の仕事でしょう。ここのデザインだけは絶対にゆずれません！」

社長「わかった。工場長に相談してみるわ」

 

 

社長「工場長、これAYUMIのデザインや見てくれ」

工場長「これ無理ですよ。どーやって作るんですか？」

社長「うちだったら何とかできるやろ」

工場長「・・・・」

社長「いいから、やれっ！」

 

（でもこの工場長、仕上がりには絶対に妥協しない人で

いつも何回やり直してでも社長や市村さんが思っていた以上のモノを

作り上げる人なんだそうです。）

 

こうして「歩～AYUMI」が世の中に産声をあげました。

 

また２年前より、（株）和えるの代表もつとめる矢島里佳さんを

「AYUMI」のブランディング・ディレクターに迎い入れ、

新しい「AYUMI」がどんどん誕生しています。

今年に出来た新シリーズ「AYUMI～サングラス」もその一つです。

これからもどんどん進化し続ける「AYUMI」

 

大注目です！

 

 

 

 

 

 

 

 

 

👓本日もご来店有難う御座いました。👓

 

年末にご来店いただいたお客様のブログです。↓　　　　

結局、良いめがねを買うには良いめがね屋と出会えるかどうか

自由が丘南口より当店まで♪

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～