松江物語⑥
immature(イマチュア) コレクション
テーマは”穏やか”
肌に直接触れる部分をすべて手作業にて”丸み”を付ける事により、
試着すると同時にこの眼鏡持つ”心地よさ”を体験頂けると思います。
また今回から使用している生地はまだ日本では数少ないイタリアのRAIS社製を選択しました。
独特の発色の良さが特徴のこの生地もimmatureの求める”穏やか”な雰囲気を醸し出してくれます。
一つ一つのメガネにコンセプトを持ち丁寧に素材から吟味された品物は
自由が丘のお客様の満足に繋がっています。
さて、まだまだ物語は続きます。
眼鏡の製作は着々と進み、今日は私の出る幕はないらしいです。。
かなりの工程を手作業で行います、加工時の温度や時間は企業秘密です。
本日の工程はほぼ終わり一旦休憩で夜、松江の街でお食事の約束をして解散です。
夜の街はまた川の流れる水の音が情緒を感じます。
日本酒の美味しい出雲そばを出してくれる素敵なお店に案内され。
正直、昨夜行った居酒屋とは雰囲気が全く異なりました、
でもお刺身などは流石日本海、量も多くて新鮮なので大変満足。
三須さんの隣で聞いた苦労話はとてもブログで書くことができないくらい
壮絶な人生を歩んでいらっしゃいました。
とにかく見た目と違って破天荒を絵にかいたような人生を送ってきている三須さんに
自分の苦労なんてゴミみたいなもんだなとちょっと安堵し温泉が蛇口から出るホテルで就寝。。。
今日はすこし早めの朝9時集合です、昨日まで終わった工程で生地からの切り出し
エッジのカット、そして本日は仕上げにかかります。
朝の恒例、香高いコーヒーを入れていただき取りあえず一服。。
じゃーーん 汚れても良いようにジャージに着替え作業場へ
まず、お手本
そして、チャレンジ!当然見た目と全く違い、かなりゴツゴツとした感触が伝わる、
ここで、あまり力を入れすぎるとセル生地の表面が摩擦熱で溶けてしまうし、
きちんと削らないと表面が凸凹のままで仕上がってしまう絶妙な力加減が必要になるのです。
ここで軽いハプニング、今日は土曜日。11時からお店がオープンするのですが
10時ちょい過ぎにお客様が車で来店!
⑦へ続く。