松江物語②
さあ、飛行機のエンジンも温まり準備完了です。
何故かコメコメ倶楽部の歌詞が頭をよぎります
トランク一つだけで浪漫飛行へ In The Sky~♪
呑気な事を言ってる場合ではありません
機内アナウンスは「ポン~♪シートベルトをお締めください」
ガッチリ締まってます!!!!!!!!
隣で座ってる高野氏は何事もなくパンフレットを見てるし。。。。
徐々にスピードが上がります、ゴロゴロからガタガタへ
エンジン音が高くなるギュイィィィィィィィィィィィン
離陸です、タイヤが地面から離れるのを確認、斜め後ろに座席が角度をつけて
椅子に背中が押し付けられ、機内全体がガタガタ揺れはじめ更に椅子に背中が
押し付けられていくのを感じすこし気が遠くなる気分
数分、この状態が続き小刻みに揺れる機内、こういう時は
キャビンアテンダトの確認、異常がなければ彼女たちは微動だにしないはず
前方に座って待機しているキャビンアテンダトを睨み続けます
見た感じ、慌ててる様子がないのでたぶんこの状態は想定内なんだろうと確信
そして、更に数分機体の揺れも収まり水平飛行に移った模様、シートベルトの
サインも消え、乗客の皆さんもざわざわ個々に動き出しました
ほっ、なんだ大したことなかったな(強がりですね)
ここから機内サービスの時間、「お飲み物は何にいたしますかぁ?」
エプロンを付けた笑顔で語りかけるキャビンアテンダントを睨み
「あ、あ、アイスコーヒー。。。」
少々お待ちくださいぃ
このころには動悸も収まり平常心でパンフレットを読む余裕もできました
そうなると、ふと疑問が頭に浮かんでくるのです
さて、今どこを飛んでいるんだろ??
何キロぐらいの測度なんだろ?
電車に乘れば今どこの駅か明確にわかるし
新幹線なんぞは現在測度まで出ていたような気が、、、
自動車でも行先は標識でわかる
飛行機だけは目的地と時間はわかっているけど今!どこで!どういう状態なのか全く
情報がない!よく飛行機を利用する人はいいかもしれないが、20年ぶりに乗る
自分には到底信じられない状況になってます。
③へ、つづく